たいらげたら眠る

今ウトウトしてたでしょ?

私のRAGE

ただただ格好いい。「ブラジルでお仕事がしたい」という夢を叶え、好きなサッカーを語ることの出来るキャスターの座を掴み取り、きらきら光る瞳から「楽しい嬉しい幸せ!」を零しながら、グループにタイアップの曲を持って来たという自担が。


私にとって“関ジャニズム”のライブが初めての関ジャニ∞との出会いでした。なので『RAGE』という曲が、どういった経緯で作られた曲なのか、当時は何も知りませんでした。それから村上担となり、ニズムの詳細(村上担の方の感想を読み漁り)を知ってからDVDをみると、やはり寂しい気持ちにもなりました。が、やはり私の中であの日感じたものは、楽しいという気持ちでしかなくて、それがより一層“寂しい”気持ちに拍車をかけてゆくようでした。

それから約二年。村上担として参加する二回目のツアー、今年のエイタメで、始まっていくばくもしないうちに中央ステージより真っ直ぐにセンターを歩きながら『オレはまだ戦えるはずだろ』と歌う村上さんを見て、無意識のうちに涙が出てきたときに、ようやくこの曲へ抱えていた“寂しさ”が少しだけ溶けてゆく気がしました。そのまま突き当たりの円形ステージへ、一番メインのその場所に立ち、サビを歌う村上くんは震えるほど、格好よかった。段々と上がってゆくステージの周りを舞うテープが照明でキラキラと反射する中で大サビの『掴みとれ』を歌う村上くんが。一番高いところで腕を伸ばしグッと力を入れて握られる拳が。そして村上くんの気持ちよさそうにぐーんと歌う声が一番さいごまでドームに残る瞬間があり、それは声を張ったと表現するよりも本当に「歌い上げ」ていて、なんだか上手く言えないのですが、それは「この人を好きになれてよかったなあ」と思わせてくれる響きでした。

個人的には最後のアウトロでの「wow wowwowwo…」も好きです。全身で、いつか本人も言っていたように“気持ち”で歌う村上くんの声はいつも心へダイレクトに来ます。


RAGEという題名を、曲を、話を聞く度、どうしても切なくて、胸がきゅっとして。ありったけのお金や時間を捧げても、あの夏を私が体験することは一生出来ません。村上くんが夢を叶えたその瞬間に立ち会うことは出来ません。それが悲しくて、悔しい。だからこそ、この曲は尊き輝きを持って私の前にずっとあります。何度も何度も掴みかけては離れていったこともあるだろうし、でも腐らないで、諦めないで、最後にはちゃんと掴み取った村上くん。村上くんが大好きな人たちは『RAGE』というその頃の村上くんの化身のような、この曲が自分のことのように嬉しくて大切だったんだろうなって今日改めてRAGE歌詞大賞を眺めながら思いました。そして今も変わらずに宝物で、それは私たちにとってもだし、エイタメを見る限りきっと、村上くんやメンバーにとってもそうで、これからも様々なタイミングでこの曲に出会って、また新しい世界を掴み取る村上くんと一緒に壮大な正夢を見ていく上でのテーマソングになってくれるのだろうから… RAGE。熱狂、渇望。いつまでも世界が村上信五を欲して、あなたがあなたらしく輝ける舞台が在り続けるように願って。