たいらげたら眠る

今ウトウトしてたでしょ?

という、嵐のニューアルバム「untitle」に収録されている曲が好きです。

誰かと今回のアルバムについて話したい。聴けば聴くほど、もっと聴きたくなる。嵐は深い。そしてどんな時も誠実に向き合ってきてくれる。だから好きです。すき。


仕事なんですけど、少し旅に出ています。外は寒い。
2両だけの電車に乗ったり、改札のない駅で降りたり。この仕事じゃなかったら来れなかったような場所に来た時ふと、面白くて笑っちゃう。「なんで私ここにいるんだろう」って、出来るだけ置かれた状況も楽しみたいよね。で、この頃思えるようになってきたことを少し。


自分が曖昧な人は常に誰かと比べてる。違っている自分を直す、悪いことも良いことも。誰かと違っていることが増えるにつれて、自分に自信がだんだん無くなっていく。違っている部分を個性と認められたらどんなに楽だろう。誰にでも受け入れられる自分を維持するのはたぶん、しんどい。


私はこうだから、と物心ついたときから思える人と死ぬまで思えない人がいるだろうなと思う。あとは頑張って途中から思えるようになる人。そしてそれは周りにいる人が教えてくれるパターンと、自分で気づくパターンがある。私は前者だ。でも根本は、最初に述べたように「思えない人」と「思える人」の二択。


誰かに合わせなくてもきっと生きていける。でも、合わせた方が生きやすい。みんながみんな、自分が思うままに生きられたらどんなにいいだろうと思う。やりたいことができて、やりたくないことは(全然やらないわけにはいかないだろうけど、)それでもほんの少しでよくて、そしたら生きるのだってすごく楽しいはずなんですよ。


そんなに簡単にできない人もたくさんいるかもしれない。けれどだからといって、やりたいことをできる人が我慢する理由にはならない。それは誰にも咎める権利なんて無いし、望んでない。やれるなら、やればいい。どうせ60、70年の人生なんだから、我慢して生きるのは勿体無い。もったいないよ。


好きなことをしているときが人間いちばん綺麗、きらきらと魅力的でそういう人に本当は誰でもなれるはずで。置かれた場所はそれぞれ違うから辿り着く先だって同じではないかもしれないけれど、人間、本気だせば何にだってなれるし、何処にだって行ける。


後悔しない人生はないけれど、最後はハッピーエンドだといいなあ。と思いながら、いつか「やりたいこと」が「今の状況を手放す」に値するまで今日を精一杯生きる。