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たいらげたら眠る

今ウトウトしてたでしょ?

YELLOW PACIFIC


1月24日パシフィコ横浜にて星野源さんの新春2daysライブ『YELLOW PACIFIC』を観てきました。


「歌っていると無になれる気がします。ダンスや芝居をしている時も。自分が消えていくようで楽しい。」
まさに“音を楽しむ”と書いて音楽なんだよって教えてくれるそんなライブ。源さんは勿論、後ろのメンバー、客席の一人一人が全身でこの場を楽しんでいるのが分かるから、ずっと楽しい。
約3時間だけど気付いたらあと2曲、それくらいあっという間の。楽しい時間はいつだって一瞬で終わってしまうから儚くて寂しい。


源さんが曲と曲の合間に呟く言葉が印象的だったので前後や文面はあやふやですがニュアンスで書き留めておきます。

細野晴臣さんのライブに出させていただいて、そのときに『あと(の未来)はよろしく』と言われた。あんまりにもびっくりしてすぐ返事できなかった。」

「ファンクラブって運営する方も入る方も大変。でもファンの人がちゃんと優先的にチケットを取れるように、本を作りました。CD(のシリアル)みたいにたくさん買わなくてもいい。一冊でいい。本だと物があるからいいでしょう?

「よくアーティストの人の『準備できてるかーーー?』に皆『イェーーーーー!』っていうけど何が準備できてるの?引っ越し?…それ終わってからライブ来てるの、最高だな… (ツボに入る)」
「あとは新居に引っ越すだけ!みんな〜!引っ越しの準備はできてるかーーー!」「「「イェーーーーーーー」」」「新しい時代への引っ越しの準備、できてるかーーーーー!」



ワークソングで始まる。朝まで、働けって始まる。ライブって非日常のものだと思っているのだけれど源さんの曲はどこまでも日常に寄り添って、溶け込んでいくからこの始まり方が凄く好きだった。

光と音の海から現れる波や渦に何度飲み込まれそうになったことか。横浜という場所で歌われるWアンコールのFriend Shipは息をのむほど綺麗で。火曜日に聴く恋はやっぱり最強で。


「ここにいる人がまたみんな揃うことなんて二度とないんだ、だから歌おう!」
って繰り返し、繰り返し叫ぶように伝えてくれた。当たり前のことってちゃんと考えないけど、こうして言葉にして伝えてくれるから改めて今がどんなに尊い時間なのか思い知る。


最後の最後。客席に背中を向けて、ギターを弦が切れるくらいかき鳴らす源さん。全身から音が鳴って、その音で会場がぐわんぐわんと揺れる感覚が怖くて幸せで震えながら踊った。音楽ってなんて楽しいの、楽器ができなくてもここにくればこんなに素晴らしい楽器が自分にもあるんだって知ることができる。手だって声だって世界に一つしかない大切な楽器だもの。


どんなことも 胸が裂けるほど苦しい
夜が来ても すべて憶えているだろ

声を上げて 飛び上がるほどに嬉しい
そんな日々が これから起こるはずだろ

すべて憶えているだろ これから起こるはずだろ

このどちらも歌えるのが星野源という人の魅力のひとつなのかなと思った。光と闇を歌えるひと。陰と陽を知っているひと。

何処かで「健康に気をつけて」と言ってくれたのだけれど本当に、本当に源さんも元気でいてください。大切な人が安らかな場所にいてくれること程、願うことは無いです。


しあわせをありがとう。またあの音楽で踊りたい。