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たいらげたら眠る

今ウトウトしてたでしょ?

僕の心の声を聞かせてあげる

村上信五 イフオア

去年の3/2、私はグローブ座の大きな看板の前にいた。



そして今年の3/4、再びその前に立って「ほんとちょうど一年だね」って友人と話してた。
あの日はキャンセル待ちで整理番号も十何番とかだったのに、若かったから(気持ち的な意味で)、勢いで夜行バスに乗り込んでた。いま思えばそれがあったからこそ続いてる縁もあって、直感で行動するのもわるくないなぁって。そんなときの友人が今回繋いでくれたチケットで人生初めてのグローブ座、及びイフオアⅧ私的初日を迎えました。


去年はブリーゼ体験記だったから、今年はグローブ座体験記にしようかなあと思ったんですが未だに新大久保というところをよく分かってないから… マツモトキヨシの横を曲がってずっとずっと歩くってことしか… あっ お昼はヨコヒナのビビンバ食べに行きました!美味しかった〜 なんか大きな銀色のボールをもらって、そこに自分で好きなように盛っていくスタイル。卵は一個だけってこと以外はお代わり自由、追加でサムギョプサルが付くセットもあったんだけど見送りました。結構お腹いっぱいになるのよ!(夜ちゃんと厚切りのやつ食べましたが!)



グローブ座に着くと、この時期は夢にまで見る大きな看板と、よくわからないうねうねしたモニュメントが出迎えてくれる。「何の電波が通ってるん?」「アートだよ?」って会話をした。だって、電線っぽくないですか。中に入るとグッズ売り場の隣でお姉さん方が何かペラペラめくりつつ書いてる。ん?バックナンバー?む、昔のパンフレットが買えるの?!やばい、グローブ座… これいつも?当たり前なの??ええ、ほしい…
今年のパンフレット可愛いね。去年は銀色に赤、今年は黄色に紫ね。中身はネタバレあるから終わってからみて、と友人から教えてもらい我慢してカバンに入れる。



席に着いて、一階席の真ん中辺りでした。壁に彫られたIf...or ⅧとMURAKAMI SHINGOの文字、青紫っぽく照らされた舞台上。ライトは5色だったかな。ブリーゼは映画館みたいだけど、グローブ座は囲まれている感が楽しい。皆で村上くんを見てる感じがすごくしていいなあと思った。ずっとグローブ座の方が大きいと思ってたし、実際行ってもそう思ったんだけど収容人数はブリーゼのが多いと知ってびっくり… (グ: 703人 ブ: 912人)
距離的には去年の初日と同じくらいの位置で、生まれて初めて観たあのときの気持ちを思い出してドキドキした。


以下、覚書

If de Janeiro TV〜ってお姉ちゃんのナレーションが流れ、画面に映るブラジルのニュース番組。夜ふかしの人気調査inブラジルで堂々の1位を飾るシンゴ・ムラカミの話。(2位: ネイマール、3位: サバンナの八木さん)
モデルのサングラスは飛ぶように売れ(2億本)、主演ドラマは8作、流行語大賞に「DO ITASHIMASHITE」…超スーパーアイドルになった村上さん。そんな彼がビッグサプライズイベントをブラジルで開催すると知り、国民は歓声を上げる。
軽快な音楽とカラフルな照明がステージに灯り、奥からバングスが駆け出してくる。かっわいい… おもってた200倍くらいかわいい。絶対出てきたところで一回非常口のマークみたいな格好で止まるんだけど「うわあああああ」って“すばるくんのハナミズキを聴いた村上くん”みたいな拍手しちゃう(長い)。

「オラ!」生まれはアメリカらしい日系ブラジル三世のバングスちゃんからの挨拶を受け、客席が『オラ!』と返事すると「オブリガード、オブリガード」とちゃんとお礼してくれる。
バングス「シンゴ・ムラカミがここブラジルで『びっっぐさぁぷらぁいずいべんと(←すごく主張してくる、律儀に毎回フルで言ってくる)』を開催してくれるんだ」って嬉しそう。「神に感謝だよな!」って十字を切り天を仰ぐ(しかし仏教徒)。静かにしてると「おいおい、コーヒーブレイクじゃないぜ?」って煽ってくる。
あと突然床をドンドン踏み出したかと思えば「うっせぇな!聞こえてるよ!…まぁた、サバンナの八木だよ〜」って小ネタ挟んでくる。めっちゃかわいい。“ブラジルの人きこえますかー”のアンサーをまさかここで聞けるだなんて… 拍手したら「それはシンゴ・ムラカミに取っといてくれよ」って謙虚なバングスちゃん。

「彼は日本で一人舞台をしているらしいんだけど、そこで出会った友人たちを今日は連れてきてるんだ〜(ニュアンス)」と言い捌けて、コレクションが始まる。初っ端バングスちゃんの顔がアップで画面に映るのが超かわいくてみてなかったけど、ここで舞台中央から階段がでてくる。階段を降りた先に回転ステージがあって、そこでポーズ決めてくる〜っとまわる流れ。
順番はコージ→オカン→かぐや→むーたん→ごくもん→縄 文人だったかな…

  • コージ キッスでお花を出し、胸元から鳩を出し、赤いチーフをステッキに変える手品をする。BGMはオリーブの首飾り。
  • オカン キラキラの割烹着を着てステッキを高く掲げる。BGMは松山千春さんの恋。「それでも〜 恋は〜 こい〜〜」客席に折り鶴を投げてくるんだけど、投げ方がまあ、雑!最後はノールックで投げてくる。その勢いで階段を登り、こっちに向いて裾を持ち上げお辞儀。
  • かぐや シャボン玉を持って出てくる。BGMはテイラーのShake It Off。階段危なっかしく降りてきて、ステージに着いたらパッて顔の横に手のひら持ってきてあざとい顔、そしてそのまま回転。後ろ向きになったところでBGMの♪Shake It Off〜 Shake It Off〜に合わせ、おしりふりふり。終わったら舞台端まで駆けていきシャボン玉を吹く、またターッと反対まで駆けて吹く。上手く吹けるときと吹けないときがあって何度かチャレンジするんだけど本当ぜんぜん出ないと不機嫌そうに戻ってゆくし、吹けると満足そうにぷーーーっと吹ききって帰ってく。


BGM“ねぇ”が流れて、順番にあの衣装を来たあーちゃん、のっち、かしゆかが出てくる。(全部村上くん) そして曲はポリリズムに変わり、イントロが終わる頃、映像に合わせてむーたん登場。
ナレーション、位置、タイミング完璧。もうなんていうか… 生Perfume(語弊ある)が見られるなんてゆめみたいでした…… 階段かけ降りて大の字ジャンプするとことか本当、鳥肌たったからね!ジャムではヤンマーちゃんが踊ってたやつ、あのとき前で見てたのよね?りょうちゃん笑ってたもんね?

  • ごくもん BGMエレクトリカルパレードに乗せて、ゆっくり一歩ずつ後ろ向きに降りてくる。のを、みんなで「頑張れ〜」って気持ちで見つめる。無事着地するとその場で顔を隠しながら回る。そこであれ?と違和感を覚えてたら右通路から文人が出てくるの〜〜 そしてスガシカオさんのprogressをギター持ちながら歌うのよ〜〜〜!じょうずなの!とっても上手!声質が合うんかなあ、素敵でした。ただノってくると髪振り乱しながらお客さんに寄っていくのやめてください…… 致命傷負うから。ステージよじ登って帰っていきました。


そして「リング入りかよ」ってくらい盛大な紹介の後、照明が消え、真っ暗になり1、2、3…
スコーンと付いたライトの下、サングラスをかけたシンゴ・ムラカミが登場。ゆったりと右ななめ上をみあげる、拍手が起こる。左ななめ上をみあげる、拍手が起こる…と、毎回ここで微笑むんだけど(これはワザと)、本当に笑いが堪えきれなくてニヤってしちゃうのがめっちゃかわいいの。最後サングラスをたっぷり時間をかけ外し、マイケルポーズ(?)でビヨンセタイム(?)よ… すぐ暗転するんだけど焼き付いて暫く離れなくて、太陽をずっとみてたときみたいにね、目の前にシンゴ・ムラカミがね… ちらちらするんだよ…


そこからまた映像。
ヒーローインタビュー的なことがあるんだけど後ろの壁にスポンサーさんの名前がパッチワーク状に書かれてて、麺づくりとかkingとか細かく全部村上さん仕様になってて「凝ってる、愛されてる…」と思った。


インタビュー。(ブラジル語、字幕付き) 独特の間に笑いを堪えるの必死だったんだけど、「関ジャニ∞の皆さんは(このデビューについて)何と?」みたいな質問に「言葉はいらないよね… 心(ここ)で繋がってるから」って答えてたのにグッときたし、あと「なぜデビュー曲を選んでもらうことにしたのですか?」って問いに「僕のエゴになっちゃうから…」とかなんとか言ってくれてたところ、なんだか笑えなくてじんわりしあわせだったよ。サングラスは僕の命だから、とか言って絶対外さないようなひとなのに。どうしようもなく格好いいんだよね… 最後「DO ITASHIMASHITE!」と握手してから退出。


またバングスちゃんが出てきてソロデビューが決まったんだー!って教えてくれる。わ〜って客席が沸いたらまだ(喜ぶのは)早いよー バングスのタイミングでいかせてくれよーみたいなこといってくるんだけど、自分のことバングスって呼んでるのホントかわいくない??(甘々) そのデビューシングルをここにいる日系三世たちのクラップユアハンズで決めるんだよ!と。
シンゴ・ムラカミが日本から8曲持ってきてくれた、優しいからいきなり1曲に絞れとは言わない、4曲ずつ二手に分けてそれぞれ一つずつ選び、最後残った2曲から一つを決めようと。
これが面白くて上手いこと割れるの。そりゃそうよね… 選べるわけないもん… 全部ちゃんとジャケット撮って、レコーディングしてて、選曲も恐ろしいくらい良い。(後に十祭のアンケートを参考にしたと知る) ソロの話はまた今度別に書き留めたい。あ、そうそう村上くん、みんなが喜ぶの分かっててディアーのこと絶対(´Д`)でいあーって言うの、罪かわいい。


生で聴く村上くんの声って思っているより掠れてて、ほんと甘い。踊りも大胆なのに繊細なんだ、うまいこといえないんだけどさ、好きだなぁ… シンゴ・ムラカミ曲紹介なかもりあきなさんばりに小声なんだけど、そこから曲入りへのスイッチが凄い。パチって変わる訳じゃないんだけど、もう曲が始まるとアイドルなんだもの。舞台の上に立つひとなんだよなあって思わずにはいられなかった。



暗転して映像。移動車の中のでくつろぐシンゴ・ムラカミ。ここのシンゴ・ムラカミ結構ほわほわしてて村上くんに近い喋り方してた。道に落ちてるゴミを見つけると車止めさせてゴミ袋片手に拾いにいく。それを車内へ持ち帰る。
要らないものは捨ててリサイクルしないと…と言いながら巻いてたストールも「暑かったから捨てちゃったよ」とゴミ袋へ。マジ破天荒。
次は女の子の風船が木に絡まってるの見つけて取ったげる。
女の子「ありがとお」
シンゴ「いいんだよ」
女の子「…ありがとお」
シンゴ「いいんだよ、もう大丈夫だよ」
女の子「…」「…」「…ありがとお」
シンゴ「いいんだよもう大丈夫だよ」

しつこいかわいい。無音のち、そっと風船のひもがシンゴの頭にかかるんだけど何回みても面白いからすごい。
その後いっぱい荷物持った男の子を無理やり手伝おうとするんだけど断られて撃沈。草むらになぎ倒されて散歩中の犬に見られるシンゴ。
頬を怪我して氷当てながらインタビューのひとに「今から誰に会いにいくんですか?」と聞かれて、ポヤーンと恩師の顔を思い出す。ここから先生へ。


先生、今回のテーマは音楽。いろんな楽器がオーケストラっぽく描かれててそこにジャニーズグループを当てはめていく。去年は全部先生が決めたものに沿って進行してってたけど、今年は割とざっくりでその場のノリと先生の気分で変わりました。お客さんに指揮者を選ばせてその後をはめるスタイル。
男の子が先生の近くにいればいいんだけど(すぐ当てられるから)、いなかったときめっちゃ先生困るの。指揮者エイトになったとき本気で困っててかわいかったよ。うろうろ探して客席見渡すから一瞬目が合ったような錯覚に陥る… 時が止まったぜ… 絶対じぶんから手を挙げる人は当てない先生。奥ゆかしそうな子えらぶからいいんだけど、年頃の娘を「はだかちゃん!(服の文字streakによる)」と連呼するのほんまセクハラで捕まるからおじちゃんやめぇ…

先生の内容は公にすることじゃないから胸に秘めとくべきもの。しかし今年も先生のセンスはピカイチでした。(´Д`)にっぱち!
あとジュドゥリドゥの説明するとき、前におみ足を伸ばしたの (長ぇ…) と釘付けになってて聞いてなかったこと謝ります。



ムラネットどこで入ったっけ… 手越というパンドラの箱をインタビューアさんが開けちゃって、ご機嫌ななめになった村上くんがTVのスイッチを付けると始まる「ムラネットシンゴ」
OP映像も曲もちゃんとシンゴ仕様になっててかわいい〜 暗転して赤いハッピ着たシンゴおじさんが出てくる。椅子に座ってズボンの下の靴下を片足ずつ上げてる。ベージュっぽいアーガイル柄(?)の靴下。膝下くらいまであるやつ。
入社3年目のイシイくんに「僕はしじゅうごねん(45年)なんだよ!」こんな紙切れ(台本)もインカムも要らないって言いはって生放送へ出かけていき独特の話術で次々と商品を売りさばいていく。番組始まった瞬間にクッシャ〜って笑顔になるの、作り笑顔でもかわいい… 上に大きな画面が降りてきてて、そこがTV画面みたいになってて映る。端に残数がでるんだけどシンゴおじさんが喋るたびに瞬く間に減る、減る。めっちゃ気持ちいい。アップル社にも勝るとも劣らないオレンジ社のiPadもどき(ボタンという概念がないから気合いで電源入れる、毛布かけると電源おちる)とiWatchもどきとiPhonもどき(´Д`)ふぉんふぉん

ハイチュウいっぱい売って、調子よく次いこうと思ったら新商品サバレットボール… 生放送中断させイシイくん怒鳴りにいく。「なんやねんこれ!」「しゃーない、インカム付けたるからちゃんと説明せぇ!」サッカーボール、バスケットボール、ドッチボールの「ッド!」でサバレッド。健康グッズじゃなくて枕で、年少期(バレー)反抗期(サッカー)更年期(バスケ)三世代なかよく川の字になり使う。それでも売れないから野球全球団の帽子をぐるぐる使えるようにしたやつとか、サングラスとかおまけで付けてどうにか売り切る。
その後の新商品もデッドオアライブとかなんか訳わからんやつでイシイくんに聞こうと思ったらインカムの電池が切れて聞けなくて、がんばるけどグダグダで結局中断してイシイくんにめっちゃ当たってたらプロデューサーがやって来て、イシイくんがプロデューサーの息子だったことを知り、態度一変。自分で新しいインカム取りに行って「イシイくん声きかせて?えー声やな!」声だけ聞いたら舘ひろしやなぁ!とか言ってあわてて戻る。このあと号泣議員の真似するんだけどただかわいい… ここね… ほんと良くうけるんだよね… かわいいね…

そのあと最後ラクラクインカム(限定1台)って、至って普通の商品の説明してたら番組おわっちゃって「イシイくーん、ぼく買いますぅ」で暗転。




再び映像。途中で車降りて歩いて帰る、と言うシンゴ・ムラカミ。道の木と心を通わせたり、格好いいこと言ったりするんだけど迷子になってる。インタビューアさんに「迷ったんですか?」って突かれるけどなんとかはぐらかして思い出し、ホテルへ帰ろうとする背中へ「(ホテル)付いて行ってもいいですか?」と聞くと、ふっと笑って「…帰られへんようなるからやめとき」って言うの!!!!!それ、ずるい!!!!!客席はその後のインタビューアさんが微妙な顔するのと“意味不明な言葉を残し…”っていうのに笑うんだけど、確実に何人か射られてた… 生き飲む音こんなにちゃんと聞いたの初めてだわ、こわいむらかみしんご、こわい……


ホテルに着く。夜景がバーっと後ろの画面に広がる演出がとても綺麗。時計やサングラスを外して棚の上に置き、明日のスケジュールを確認したら、脱いだコートを乱雑にソファーへ投げ捨てる。村上くんそんなことしなさそう、でもどこかリアル。
終始、覗き見てるみたいな背徳感。ずっとボソボソ文句いってピリピリしてる。左舞台袖にはけたかと思えば手洗いとうがいをしているかのような水音がして、その間わたしたち客席は誰もいない部屋を見ながら帰りを待つ。まぁ、ぞくぞくするよね…
戻ってきて冷蔵庫開けると水とかジュースはあるけどビール無くて、電話で頼む。瓶ビールを二本。電話中Tシャツに手を入れて背中掻いてる。来るまでの間に入っちゃお!ってまた左袖に消えていき、今度はお風呂… ただひたすらに風呂の音だけ聞かされ続ける気持ち、想像するしか… あの… ほんとこういうところ凄い好きです
ピンポンが鳴って慌てて茶色のバスローブ姿の村上くんが駆けてくる。髪の毛濡れてる。ビール受け取って、部屋付けで〜って。うれしそうにお盆ごと抱えてソファーに座って頭わしゃわしゃーってしたら栓抜いてコップへ注ぐ。んだけど、こぼしちゃう日とちゃんと注げる日があって。溢れちゃうと「あー あー」って頭拭いてたタオルで足とか拭いて残念そうにするし、ちゃんと綺麗に注げると「じょうずにできた」「かんっぺきや!」ってそれは満足そうにかわいく言うのよ… どっちにせよ、お疲れさまでーすって乾杯して飲もうとしたら仕事の電話が掛かってきて。

ここのシーンで一番好きだったのが、完璧に注げた日に電話が鳴った後「(ビールの方向いて)…ちょっと待っててな?」通話おわって小走り「(ビールに)お待たせ〜♡」ジョッキ持って小声で「ごめんなぁ」っていってたこと… それから美味しそうに飲むんだけどすき… お酌させて…


二杯目いこうとしたらまた着信があって、なんやねん!って怒りながら電話にでたら、さっきの電話ではまだやっていってたけど台本ほんとはできててもうマネージャーが勝手に受けてた、みたいな。で、揉めて「俺はもうでけへんからごめんやけど無理やわ」って携帯なげる。


二枚目の役がやりたいんじゃない… 俺がやりたいのはそんなことじゃない… 俺がほんまにやりたいのはなぁ……… って後ろ向いてバスローブ脱ぎ捨て「こーいうことや!」きんきらきんの服を纏い、棚の後ろにバサァって刺さってたブラジル色の大きな羽を背負ったところでサンバの音楽が流れ出す。家具が全て片付けられ、階段が現れ、金や銀の紙吹雪が舞い、画面ではショーに出てきたキャラクターがサンバを踊りだす。緑の葉っぱが付いた棒を持ち、階段を駆け上がる背中。もう一度「これがやりたいねん!」って決め、金テープが飛んで終演。


なんて華やかな。ひたすらにキラキラした終わり方に、私の自担なんて眩しいんだろう…って呆然とクラップユアハンズするしかなかったよ。





何の意味も、メッセージもないと村上くんは言う。
確かに形としては何も隠れてなかったかもしれないけど、こうして半月くらい経った今もたくさんの出来事にイフオアを思い出すことで向き合えてる。

全部知ってた。
言えないし、言わないで去っていった村上くん。
「今日ここに来られへんかったひとにもよろしく伝えといてください、無事に全30公演終わりましたって」「またテレビ出るんで!」


グループでの活動のときはよそ行きの格好してるっていうの、冗談めかしていってたけど。
あれだけTVで司会やなんやしっかり喋る村上くんが、ちょっと辿々しく後先考えないで話始めても、本人がそれを良しとしてくれるところがイフオアなんだと思ってるよ。僕とお客さんだけのものにしたいって去年、それがすごく衝撃的だった。外に出ない、形に残らないからこそ強く覚えていようとするのかな人間って。千秋楽、カテコで出血大サービスしてくれて、啜り泣く客席を文字どおり困った顔でみつめる村上くんが忘れられない。なんで泣くん、って聞く目がとっても優しかった。

この舞台はたぶんずっと必死に守ろうとしてる訳でもないし、来年もあるかどうかは僕の頑張りとお客さんの要望次第で、「そもそも僕なんかにまた会場貸してくれるかどうかも分からんし…」にはさすがに客席どよめいたけど「それはないか!」ってちゃんとわらってくれた。
笑ってそう言ってくれるのがイフオアという場所。ここ以外なら肯定しかねないこともここだとやんわり否定してくれる。それがうれしくて、せつない。村上くんとファンってもどかしい関係してるよね、お互いもう少し楽な道を歩けばいいのにね。不器用なりに大切にしたいものを抱えて生きてるから、それでも大丈夫じゃないけど大丈夫なふりするけど、でもいつだって世界が村上くんに優しいといいなと思ってる。改めてお疲れさまでした。ありがとう。ことしもあいしてくれてありがとう。また一年積み立ててこの愛を返せますように。