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たいらげたら眠る

今ウトウトしてたでしょ?

途方もない旅


劣等感というものがある。それこそ昔からずっと。


自分なんて、という気持ち。「優しい」ひとだねとよく言われた。相手に決断を委ねることが多いから「本当にそれでいいのか」聞かれるけど、それでよくて、それがよくて。上手く伝えられないから誤解されたままなのかもしれないけど、自分が笑って相手が泣くようなことがあるなら相手が笑うほうの道を選びたい。

自分のせいで相手が泣いたのだと思いたくないだけだ。
自分が笑わせたのだと思いたいだけだ。

邪魔をしたくなくて、役に立ちたい。





一つ、大好きなひとが放った言葉を取り上げて「あのときの出来事」を思い出せないことが悔しい。

無いものを思い出すことなんて出来ないから仕方ないけど、悔しい。無いことが悔しい。こんなに好きなのに自分はこんなに知らない。知らないことは罪のようにおもえる。


調べても調べても知らないことがたくさんあって、溢れていって、拾ってみてもまた知らないことが混じっているから悲しくなって。みんな知ってることを知らないなんて私は何て無責任なのか。しらないのに好きだと胸を張って語れない。同じ記憶がないのだ。



過去の番組を漁る。DVDを観る。雑誌を読む。どんな人なんだろう、どんな関係なんだろう、どんな風にどんな道をどんな… そんな間にも時間は進んで日々は過ぎるから毎日を歩かないといけなくて。だんだん大きくなる距離、追いかける、追いつかない。なんでそこでそうやってそんな顔をしているのか、私はちゃんとしらない。いつでも一番いまのあなたが好きだし、今のあなたを追えることがわたしの誇りだし。でも今は過去から出来ていると思うからこそ知りたい。知らなければ。




最近やっとニズムを違う方向から観れるようになった。待ち望んでたみたいな言い方はよくないのかもしれないけど、ただ楽しいと感じたあの日の私も大事にしなきゃいけないんだけど。

それでもずっと知りたかった。mc途中ではけてたとか一人だけソロ曲がなかったとかRAGEがどんなに偉大で大切な曲だったのかとか。あの日は何にも知らなくて、ただ楽しい記憶しか無い自分が悔しくて、ずっとずっと悲しかった。まだ全部は知らない。たぶんずっと知れない。好きなのにしらなくて、それでもよくて、よくないの。あの日のわたしがしらなかった諸々を知りたい。分からなくても分かりたい。



好きだから、調べて知れることなら調べたい。
大好きなひとが過去の話を楽しそうに、うれしそうに、懐かしそうに、やわらかい顔して喋るから。知りたい。知らなくても好きでいられるけど、好きでいるからには知りたいの。





知りたい、知りたいばかりつらつら書いていたらレンジャー更新の時間になりました。知らないことを恥ずかしいからと隠して生きていくほうがよっぽど恥ずかしい。村上さんは真っ直ぐ自分に正直なひとだと思う。知ったかぶりはもうやめよう、教えてくれるひとがいるのは恵まれているのだから私も自分に嘘をつかずに生きていきたい。






途方もない旅の果てなんてきっとないから「知らない」「分からない」という劣等感をちょっとずつ薄めて、うまく付き合っていかなきゃな。